文系なのにエンジニア就職!?文系就活から一転。エンジニア就職に決めたワケとは?

大手人材企業にエンジニアとして就職される吉田さん(仮名)。文系にも関わらず、エンジニアで働く道を選択した。どうしてその決断に至ったのかを伺った

記事末に2018年卒の学生へのアンケート結果レポートがあります。
ぜひダウンロードしていただき、19卒以降の採用にご活用ください。

-内定先企業はどんなところなのか教えてください。

吉田:内定先は大手人材企業です。他の人材企業と比べて、
人材紹介事業や再就職支援事業が強く、国内に多くのクライアントを持っています。

組織風土としても、相手の役職や年次に関係なく、発言・行動ができるため、
若手でも裁量を持って、活躍できる環境が魅力的です。

-どんな就職活動をしていましたか?

就職活動は大学3年の12月から始めて、最初は多くの学生が志望するという理由から
メガバンクや大手生保企業などを中心に就職活動をしていました。

でもインターンや本選考に参加し、いろいろ企業を見ていく中で、
大手で年功序列型の組織体質が残る企業は自分には合わないと思うようになりました。

そういった企業で働く社員さんの話を聞くと、
活躍しているのに役職がなかなか上がらなかったり、
上から降ってきた仕事をこなすだけの状態になっていて、
働いていて楽しそうに見えなかったんです。

将来は自分が持つスキルを武器に、会社だけに依存せず、
自立した人間になりたいと思っていたこともあって、自分のスキルも磨けて、
社員さんがのびのび活躍している会社を志望するようになりましたね。

-文系なのにエンジニアを志望したきっかけは何でしたか?

ものづくりが好きだったり、スキルを持った自立した人間になりたいと思っていたので、
エンジニアという職種には少しだけ興味はありました。

でも自分にはなれるはずがないと思っていたので、最初は文系での就職活動をしていました。
そんな時、文系出身でエンジニア就職された方と話す機会がありました。

その方も自立した人間になるために、営業職やマーケティング職よりかは
きちんとした形のあるスキルを身に着けたいと就活の時に思っていて、
そういった価値観が自分と似ていたんです。

また年齢も近く、いろいろとアドバイスももらうことができて、
文系でもエンジニアになることができるんだと思うようになれました。
その時からですね、エンジニアとして本気で就職しようと思ったのは。
エンジニア職で企業を志望するようになりました。

吉田

それでいくつかエンジニア職での内定をもらったんですね。内定を承諾する際に迷った企業はありますか?

大手のSIer企業に行くかどうかで迷っていました。
その企業はインターンにも参加していて、女性でもバリバリ活躍できる環境が
魅力的だなと思っていたのですが、受託開発がメインの会社だったので、
自分でプロダクトを開発することが出来ないんです。

また、プロダクトの納期前は忙しかったりして、残業が多いイメージでした。

一方、今の内定先は、自社でプロダクト開発をしているし、
働き方にも先進的に取り組んでいる企業で、時短勤務や在宅勤務などもできます。
実際に自分がその企業で働くとなった時に、どんな環境だったら、
のびのび働くことができるかを考えた結果、
大手のSIer企業の内定を辞退し、今の内定先を選びました。