目次
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アンケート概要
登壇
セミナー構成
進む就活早期化、【約6割】が「学部3年6月」以前に動き出し
夏インターンの参加目的は変容、23卒以降で「コンテンツ」での差別化が急務
セミナー本編後の質疑応答タイム
掲載データ
▼キャリア教育支援NPO en-courage(エンカレッジ)とは?
▼株式会社RECCOOとは
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【セミナー資料公開】オンライン採用時代 22卒・23卒採用の今後
本格化をむかえた22卒採用。
本選考を迎えた22卒採用と、早くも動き出しを見せる23卒採用を前に、
株式会社RECCOOでは人事担当者向けセミナーを定期的に開催。
2021年に入り、1月25日(月)、2月16日(火)とすでに2回の開催を終了しました。
セミナーには、全国113支部、10万名以上の学生会員を抱えるエンカレッジにて、現役で22卒就活生と
向き合う21卒学生メンターにも登壇してもらいました。
学生の生の声、22卒就活のリアルをお届けするとともに、そこから23卒以降の動向予測・新卒市場展開
についても語りました。
今回は、セミナーの振り返りとともに、セミナーで使用したデータを一部抜粋してまとめた大ボリュームの
ホワイトペーパーを特別公開!
セミナーには参加できなかった企業さまも、ぜひご覧ください。
*レポートのダウンロードは、ページ上部のフォームよりお願いいたします。
登壇
濱上翔(株式会社RECCOO コンサルティングマネージャー)
2012年株式会社リクルートコミュニケーションズに新卒で入社。
HR領域ディレクターとして主にメーカー。インフラ企業の採用のコンサルティング、採用広告の設計、
インターン設計等に従事した後に、新規事業に関わる。
その傍ら、2012年よりエンカレッジ立ち上げに従事。2015年より株式会社Scoville創設に参画。
現在ScovilleグループHR部門株式会社RECCOOにて、大手からスタートアップまで100社以上の新卒採用を支援。
エンカレッジ学生メンター
メンターとして日頃から22卒就活生と向き合う現役学生メンター。
21卒、22卒学生の生の声を届けるため、各大学支部から登壇してもらいました。
・東北大学
・慶應義塾大学
・青山学院大学
・大阪大学
そのほか、学生の生の声を寄せてくれた大学支部は以下の通りです。
東京大学/京都大学/早稲田大学/同志社大学/北海道大学/東北大学/弘前大学/名古屋大学/
長崎大学/九州大学
セミナー構成
セミナー当日は、以下の構成で22卒・23卒マーケットを追いました。
1章 22卒マーケット振り返り
①早期化
②21卒が語る22卒マーケットのリアル
2章 22卒のこれからの動向
①偶発的な出会いの減少
②現在の状況
③今後のスケジュール
3章 23卒マーケットの動向
①採用のマーケティング化
②インターン時期の前倒し
③フォローの目的の変化
④自社WEBコンテンツの強化
[22卒マーケット振り返り]進む就活早期化、【約6割】が「学部3年6月」以前に動き出し
就活準備の第一歩となるのが「情報収集」。
22卒学生に「就活に関する情報収集を開始する予定/開始した時期」について聞きました。
「学部2年の12月以前」が6.3%、
「学部2年の1-3月」が8.4%と、学部2年時から動いている層は合わせて14.7%。
ここから、例年以上の就活の早期化が読み取れます。
また、「学部3年の4-6月」が45.0%と、
学部3年の夏前に動いた22卒学生は約6割 となりました。
一方、「学部4年の7月以降」と答えた層は6.7%。
「就活の早期化」だけでなく、早期層と遅行層の差の大きさ も着目ポイントの一つとなりました。
[22卒これからの動向]夏インターンの参加目的は変容、23卒以降で「コンテンツ」での差別化が急務
続いて、「夏インターンへの参加理由(当てはまるものすべて選択)」について、21卒と22卒の結果を比較。
21卒で首位だった「コンテンツへの興味」(60.5%)は、22卒では6位(32.1%)にまでランクダウン。
22卒の結果では「志望業界である」(82.2%)が圧倒的で、次点に「志望企業である」(66.1%)、
3位に「本選考に直結する」(45.2%)と、夏インターンに参加することで得られる、選考へ繋がるメリット
を重視する傾向が読み取れます。
また、激動する新卒採用市場の中で進む採用のオンライン化。
インターンのオンライン実施をするも、市場全体のコンテンツが予定調和化し、他社との差別化に
苦戦している企業が多いことも予想されます。
[23卒マーケットの動向]長期化する内定者フォロー、役割は「保温」から「加熱へ」
内定出しも早期化している新卒採用市場。
それに伴い、内定者のフォロー期間も長期化。フォローの目的も多様化しています。
オフライン採用では、内定者フォローまでに至った学生の志望度を入社まで下げないこと(=保温)が
メインの目的でした。
一方で、オンライン採用への以降でフォローの目的は変容。
内定者フォローのフェーズまできた学生の志望度を更にあげる(=加熱)ことを目的とするため、
フォローのコンテンツは様々なチャネルで、参加ハードルの低いものを用意。
夏前からはじめることで、入社までに じっくりと学生自身の意向醸成 することが重要となってきます。
セミナー本編後の質疑応答タイム
セミナー本編終了後に、実際にご参加の人事担当者さまからいただいた質疑を一部ご紹介いたします。
Q.コロナ禍で就活をやめる学生は増えてきている?
A.就活を一旦中断する、今年の就活を避ける という学生は多い印象です。
就活浪人をする、今年留学に行けなかった学生が留学機会を求めるために留年するなどの選択肢を耳にすることはあります。
理系学生だと、院に進学する予定はなかったが、今年の就活を避けるためという目的もあり、院進を決めた学生も。
Q.22卒の内定保有数の現状は?
A.例年より増えています。
2021年1月-2月のタイミングでも、東大・京大学生だとすでに内定を2,3社持っている学生がちらほら。
承諾はまだしなくとも、企業からのオファー自体はあるので、内定保有数は増えていると言えるでしょう。
Q.本選考ラッシュ時期を前に就活を終えようとしている学生のパターンとは?
A.学生へのヒアリングから、大きく分けて2パターンの学生がいると言えます。
一つ目は、意思決定でのどんでん返しが少ない学生。
あらかじめ第一志望にしていた企業から、早めに内定をもらって入社を決めるパターン。
業界的にはコンサル、ベンチャーに意思決定する学生が多いです。
二つ目は、就活後の成長機会を狙う学生。
意思決定で迷っても意味がない、早く自身が成長するためには、就活を続けるよりも、意思決定をした企業に
早いところコミットをして成長機会を求めた方が良いと考える学生です。
ただし、二つ目のパターンの学生が意思決定をし切っているか、と言われると、そうとも言い切れない
可能性があります。
実際に意思決定をした企業の長期インターンで動いてみて、自分はここじゃないなと思ったタイミングで
内定辞退をするケースも。
例年に比べて、内定式もオンラインで開催するなど、「就活が終わった!」という感覚が薄いため、
簡単にオンライン上で「再度企業を見てみる」という動きができてしまいます。
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セミナーで使用したデータをまとめたホワイトペーパーでは、今回のセミナーに登壇してもらった
現役メンターからの声も余すことなく掲載。
オンライン採用時代のこれからを見据え、今後の採用活動の指針となるようなデータを掲載しました。
掲載データ
レポート本編では他にも……
「2021年本選考を前に、22卒学生はどんな就活ステータス?」
22卒学生と面談を重ねる21卒現役メンターが各大学の22卒就活のリアルをお届け
「13%が2021年1月次点で内定獲得済み、22卒の今後の動向は?」
22卒の内定獲得の現状と就活終了時期の関係性を探る
「予定調和化するオンラインインターン、コンテンツで頭一つ抜けるには?」
採用のオンライン化で「偶発的な出会い」が激減している新卒採用市場、強化していくべきポイントとは?
などについても取り上げています。
▼キャリア教育支援NPO en-courage(エンカレッジ)とは?
日本全国100以上の大学に支部を持ち、
これまでに【10万人以上の学生】の就職活動を支援してきたキャリア教育支援NPO。
「日本の就活を変える」というビジョンに共感いただく企業様も日々増えています。
エンカレッジを活用する学生は21卒5万人、22卒約8万人と会員数を次第に伸ばし、23卒会員数は11万人見込みとなっております。
▼公式HPはこちら
キャリア教育支援NPO en-courage(エンカレッジ)
▼株式会社RECCOOとは
株式会社RECCOO は、エンカレッジと包括的業務提携を結び、上位校を中心とした学生の採用を継続的にサポートしています。月間100万PVを誇る求人媒体への情報掲載や、イベント開催やご送客を通じた接点創出、さらには学生との面談を通した個別紹介など幅広いサービスを展開しております。
これまでに300社以上の企業様とのお取引がございます。