エンカレッジと電通ワカモンがタッグを組みお届けする3daysインターンシップ『47INTERNSHIP』。3日間のインターンの模様と参加企業さまの声、学生の反応をお届けします。
●47 INTERNSHIP(ヨンナナインターンシップ)とは
「チャンスは、どこにいたって掴めるんだ」
2013年、京都大学で発足したキャリア教育支援NPO en-courage(エンカレッジ)。
現在では北海道から沖縄まで全国47都道府県80以上の大学に支部を持ち、21卒学生会員は約5万人、22卒学生
会員は8万人(見込み)まで成長したエンカレッジは、発足以来、面談やキャリアイベント開催、
その他多岐にわたるな情報発信を通して、すべての学生 を対象にして就活機会格差の是正に
取り組んできました。
首都圏・地方の就活の壁や差をフラットに。
今回、株式会社電通の社内組織「電通ビジネスデザインスクエア」並びに、10代・20代の若者の実態を研究する
「電通若者研究部(電通ワカモン)」と共催する『47 INTERNSHIP(ヨンナナインターンシップ)』では
その理想を体現すべく、インターンシップという形で、with/afterコロナの次の時代にとるべき
「行動や振る舞い」をデザインします。
※電通ビジネスデザインスクエア
顧客の組織課題解決や事業開発などをクリエーティブな視点から推進する、2017年に創設されたビジネスデザインの専門組織。
HP:https://dentsu-bds.com/
※電通若者研究部
高校生・大学生を中心に10〜20代の若者の実態にとことん迫り、若者と社会がよりよい関係性を築けるようなヒントを探るプランニング&クリエーティブユニット。若者と社会の間に立ち、双方とフラットに向き合いながら企業のビジネス創造や日本社会の活性化までも目指します。
HP:https://dentsu-wakamon.com/
●参加企業
ご参加の企業さまをご紹介いたします。(順不同・敬称略)
江崎グリコ株式会社
株式会社三井住友銀行
株式会社JTB
サッポロビール株式会社
AGC株式会社
●イベントの様子
3daysインターンシップ「47 INTERNSHIP」の各日程のコンテンツはこちらです。
それぞれのコンテンツについて、当日の模様をお届けします。
DAY1:「課題意識をぶつけあう」
・オリエンテーション / 企業・学生紹介
・学生グループワーク
・ラップアップ・懇親会
DAY2:「ニューノーマルの時代の企業の行動や振る舞いを考える」
・プレゼンテーション
・企業×大学生グループワーク
・ラップアップ・懇親会
DAY3:「最終プレゼンテーション」
・最終プレゼンテーション
・講評・座談会
・懇親会
オリエンテーション・企業紹介
1日目の最初のコンテンツとして用意されたオリエンテーションと企業紹介・学生紹介。
47都道府県から1人ずる選出された47人の学生たちは、DAY3に用意されている最終プレゼンにむけて
①ニューノーマルの時代への洞察
②解決すべき課題の設定
③課題解決につながる行動・振る舞い
この3つの答えを探りながら、グループで活動していくことになります。
今回のインターンシップのあらましと心構えを共有した上で、ご参加の6社の紹介と学生紹介がはじまります。
自己紹介も兼ねて、「変わりゆく時代の中で解決したいこと」を学生・企業さま共に発表しました。
グループワーク・プレゼンテーション
DAY1
今回のインターンシップへのエントリーシートで各学生が提出した「あなたが解決したいこと」を
グループ内で話し合い、その中から「グループで解決したい課題」を探りました。
グループ分けは、なるべく課題の興味が近いところで振り分けされました。
グループ内でアイスブレイクとして自身が考えた「解決したいこと」を2-3分でプレゼンし合います。
アイスブレイク後は、先ほどのプレゼンを経て、他の学生の話題も否定せず、面白がって話題を広げてみたり、
取り組みたいトピックを絞るための時間配分にも配慮しながらディスカッションを進めます。
最終的にグループで一つのトピックを選び、どんな理想の状態を作りたいか について話し合いました。
DAY2
「ニューノーマルな時代だからこそ企業が取るべき行動や振る舞いを提案する」という趣旨に沿ったプレゼンを
最終日に行うべく、学生と企業で議論を重ねました。
ただ新規事業の提案をすればいいというものではない、一筋縄ではいかない今回のお題。
ニューノーマルな時代だからこそ、その「課題」には取り組むべき大義があるのか。
そして「行動や振る舞い」は課題解決に繋がるのか、直接的な利益やブランドイメージ獲得など多角的に
ビジネスへの合理性があるものなのか。
学生グループと、それぞれのグループとマッチングした企業でディスカッションを進めます。
この日の宿題は、DAY3に控える最終プレゼンのためのスライド形式のプレゼン用資料の用意となりました。
最終日のプレゼンの優勝グループには商品授与!との発表もあり、さらに学生たちの士気も高まります。
DAY3
DAY2からDAY3の間にも準備を進めた最終プレゼン。
DAY3はメインイベントであるこのプレゼンの最終調整の時間からはじまります。
企業さまも、DAY2でマッチングしたグループに入り、30分間の最終調整に加わっていただきました。
そして迎えたプレゼンの時間。
・誰の、どんな気持ちに、なぜ 取り組むのか
・マッチングした企業さまの取り組むべき 大義 はあるのか
・マッチングした企業さまのビジネスのどの領域に、なぜ 取り組むのか
を説明しながら、具体的に施策がイメージできるようなプレゼンを各グループ用意しました。
優勝したのは、なんと2グループ!
優勝グループには、DAY2で発表された優勝商品が授与されます。
どの学生も、課題に対して全力でコミットした3日間。
開催日と開催日の間の時間も議論を重ね、時には衝突したこともあったと学生からの声もありましたが、
本気でぶつかることで生み出すことができた完成物を、どのグループも自信をもって発表する姿が見られました。
座談会
参加企業さま各社と20分ずつ、改めて話す機会が設けられた座談会。
ワーク、プレゼン、フィードバックの時間を経て、学生と企業担当者さまがよりフランクに、いい意味でなんでも話せるような状態で行われました。
DAY1からDAY3までの間に、学生からの質問の「質」も「観点」も変わったことを学生たち自身も実感していた様子。
なにより、各社の企業担当者さまに「成長したね、頑張ったね」と声をかけられたのが嬉しかった、との
参加学生からの声もあがりました。
また、各社の座談会を行ったチャットルームでは、オープンチャットのやりとりも盛んに行われていたようで
3日間とも良い盛り上がりを見せました。
●企業さま、学生の声をお届け
イベント後、参加企業さまを対象に実施したアンケートでイベントに対する意見や満足度を伺いました。
「問題意識を持っている全国の個性的な学生と出会うことができ、参画企業さまも魅力的でした」
「大変テンポが良く飽きさせなかった。また他社様のプレゼンテーションを見れて刺激になった」
「他の企業様の説明を聴くことができ参考になりました。また、最後に懇親会の時間があり、ワーク中はわからなかった学生の方々の雰囲気を見れてよかったです」
また、今回の47INTERNSHIPに参加の学生にもアンケートを実施、熱量のある意見が寄せられました。
イベントの満足度と共に、一部を匿名でご紹介します。
DAY1「課題意識をぶつけあう」
・オリエンテーション / 企業紹介
・学生グループワーク
・ラップアップ・懇親会
「想像していた以上に住んでいる地域が違う人と関わることの意義を感じた。地域や価値観が違うならではの議論の活性化ができ、自分にも刺激が多くあった」
「企業を理解することと同時に主体性を持って取り組めるワークがとても面白く、また実践的な学びになった。また、新規事業創造に自分の人生観やビジョンを取り込むことができたのは、より社会課題を身近に感じ、解決に向けての自分の志が高まった」
「グループの皆が積極的に意見を出し合い、課題解決に向けて深められた。また、あまり会話に入れていない時に話を振ってくれたり、発表時に励ましてくれたりととても良いチームであると感じた。次回からはさらに発言していけるよう知識と勇気を蓄えたい」
DAY2「ニューノーマルの時代の企業の行動や振る舞いを考える」
・プレゼンテーション
・企業×大学生グループワーク
・ラップアップ・懇親会
「2週間で議論を重ねた成果をアウトプット出来た上、それに対して各企業様からフィードバックを頂くことができた。非常に貴重な機会であるとともに、楽しかった」
「もっとプレゼンテーションの完成度を高めたかったという後悔があった。しかし、チームで納得のいくテーマを選び、熱を持って取り組めたことはとても満足している」
「私たちの考えたスケールの大きな施策が、実際に企業の方とお話することで、大きなことだと思っていた案が本当に実現できそうな気がしてワクワクした」
DAY3「最終プレゼンテーション」
・最終プレゼンテーション
・講評・座談会
・懇親会
「チームでの取り組みの段階から、インサイトの深掘りに始まり、課題設定を再度し、もう一度みんなと議論を深めることができて、納得感のあるものに仕上がった。その過程で、電通さんからのフィードバックはとても勉強になった」
「これまでになかった出会いや、面白い人に出会うことができ、課題に愛を持って取り組むという考えの大事さを学んだ。これからのキャリアプランを選択するうえで、とても有意義なインターンシップになったと感じる」
「DAY1の前から皆でオンライン上で集まって課題をぶつけ合い、DAY2、DAY3の間にはディスカッションが4時間を越えることもあった。しかし、その中で一人一人が成長を実感できたと思う。最終発表ではしっかりとこれまでの成果を発揮することができ、悔いのないものになった」
●キャリア教育支援NPO en-courage(エンカレッジ)とは?
日本全国80以上の大学に支部を持ち、
これまでに【10万人以上の学生】の就職活動を支援してきたキャリア教育支援NPO。
「日本の就活を変える」というビジョンに共感いただく企業様も日々増えています。
エンカレッジを活用する学生は20卒約3万人、21卒約5万人と、会員数を次第に伸ばし、22卒会員数は8万人見込みとなっております。
▼公式HPはこちら
キャリア教育支援NPO en-courage(エンカレッジ)
●株式会社RECCOOとは
株式会社RECCOO は、エンカレッジと包括的業務提携を結び、上位校を中心とした学生の採用を継続的にサポートしています。月間100万PVを誇る求人媒体への情報掲載や、イベント開催やご送客を通じた接点創出、さらには学生との面談を通した個別紹介など幅広いサービスを展開しております。
これまでに300社以上の企業様とのお取引がございます。
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