【ソフトバンク株式会社】「攻めのエンジニア採用」その戦略とは【en-courage】

新卒採用支援サービス「エンカレッジ」を活用する企業の人事担当者にインタビューする企画。
第6弾は、ソフトバンク株式会社で自ら人事への異動を希望し、エンジニア採用を担当する福田さんに話をうかがいました。

*株式会社RECCOOサービスマップは、ページ下部のフォームからダウンロードが可能です。

◆自ら採用畑へ。数百名の採用でも、1対1にこだわる理由

ーよろしくお願いします。はじめに、福田さんご自身の自己紹介をお願いします!

福田さん
私は、2013年にソフトバンク株式会社に入社し、ビッグデータ戦略本部に所属し国内外のビッグデータの解析ログを収集する業務に4年間携わっていました。
その後、企業と学生の懸け橋になりたいという思いから社内制度を活用して2017年に自ら人事本部に異動しました。


福田幸正
青山学院大学大学院知能情報コース卒業。
在学中はロボット工学を専攻。
2013年にソフトバンク株式会社に入社。
入社後はエンジニアとしてビッグデータを用いた日米の電波改善PJに従事。
2017年春に社内制度を利用し自ら人事本部に異動。
現在は主にエンジニア新卒採用を務める。


ーご自身で希望して採用に関わるようになったのですね。

福田さん
はい。希望して採用に関わるようになり、現在ではエンジニア新卒採用を担当しております。
エンジニアとして業務経験をしてきたからこそ学生には現場の働き方を伝えることが出来ますし、学生の取り組んでいる研究内容も理解できると思っています。
この強みを活かして学生をしっかりサポートしたいです。

ー最初にエンカレッジと取り組むようになったのは、3年ほど前ですね。エンカレッジにはどのような期待を持っていましたか?

福田さん
ソフトバンクは、20卒に関しましてはエンジニアを約350名、ビジネスサイドを約230名、合計約580名の採用を実施致しました。
その中でエンカレッジには、学生の質にコミットしてくれるところに期待していました。
エンカレッジの営業担当の方はソフトバンクで集客したいニーズを自分事のように捉えて動いてくださるので信頼感もあります。

ー多くの採用数が求められている中で、どのような点を重視して採用を進めていますか?

福田さん
工数はかかるかもしれないですが、一対一のコミュニケーションは大事にするよう心がけています。
大変だと思われる企業も多いと思いますがしっかりと学生と向き合う時間を作ることで会社の適切な魅力づけや学生への理解が深まり、内定を出した後の受諾率の向上と入社後の離職率が低くなると考えております。
現在は、マス向けの施策を減らしダイレクトリクルーティングや逆求人などを用いてこちらからアクションを行わないと接点を持てない層にアプローチをする攻めの採用に注力しています。

◆地方採用、自社の独自イベントで感じた人材発掘の可能性

ー「攻めの採用」確かにそうですね。21卒採用でも、自ら地方を何箇所か回られていますね。2019年12月に名古屋、関西、四国、九州でイベントを開催し、エンカレッジの学生が多数参加したと思います。感触はいかがでしたか?

福田さん:
今回の地方イベントではエンカレッジから募集をかけたこともあり、自社だけでは集められない学生たちが来ていたことは間違いなく感じています。
データをもとに結果を振り返り今後につなげていきたいと考えています。

ー地方展開の他に、「攻めの採用」として注力している取り組みなどはありますか?エンジニア採用の中でも、たとえばAI技術に精通している、など専門性を持ったトップエンジニア層の採用もされていますね。まさに攻めていく領域に思えます。

福田さん:
そうですね。ソフトバンクには毎年3万人ほどのプレエントリーが集まりますがその中に会社が必要としているスキルをもった学生がいるとは限りません。国内の新卒市場は約50万人と言われており元々はソフトバンクに興味関心がない学生の中にも当社が求める人材がいる可能性は高いと考えています。

そういった人材と出会うための取り組みとしては、地方創生をテーマに掲げたインターンTURE-TECHや、AIハッカソンといった企画をしています。
「ソフトバンクには全く興味が無いけど地方創生に興味がある」
「会社で持っているデータを生で見てみたい」
といった関心をもつ学生に向けてイベントを開催
することが、普通では出会えない層の学生との出会いを生んでいます。

ー実際に、そういったイベントに参加する学生は、これまでと違うなと感じる部分はありますか?

福田さん:
はい。AIハッカソンでは、エンカレッジから地方含め数名の参加者がいましたが、皆さん非常に優秀でした。
学生の多くはAIの研究や勉強を進めていく際に誰かが綺麗にしたオープンデータを扱うことが多いと思うのですが、ハッカソンに参加するような学生は企業が扱うようなノイズや異常値をを含む生のデータに触れてみたいという強い向上心を持っている方が多い印象を受けました。
企業としても学生に学びの場を提供したいという思いがあるので、ハッカソンが学生たちの良いきっかけになれば嬉しいなと思います。

◆「携帯会社」の認知を覆して新たな出会いを



ー学生の関心を刺激する企画を通して、企業にとっても学生にとってもいい出会いが生まれているんですね。正しい認知や関心を取っていく中で、具体的な課題感はどんなところですか?

福田さん:
しかしAI、IoT、ロボット、セキュリティなど本当に様々な事業を行っている会社なので、
学生自身が学んでいる研究などをソフトバンクで活かせるということを様々な層にしっかり伝えていきたいと思っています。

例えば高専生で、「自分が受けても落とされてしまうから」とはじめから諦めている学生さんに出会ったことがあります。
ソフトバンクでは「情報革命で人々を幸せに」という経営理念に共感でき、志高く熱い思いを持っている方と一緒に働きたいと考えておりますので、是非飛び込んできていただきたいです。

ー高専生は確かにエンカレッジとしても余地がありますね。
学生の意識でいうと、地方の学生も全く同じだと思っていて、
例えば自分に「商社」は無理だと思い込んで、初めから候補に入らないこともあります。
そこに例えば繊維系の商社が地方イベントに参加したことで「こんな面白い会社があるんだ、自分の力も発揮できそう」と考えが変わったことがあったり。面白い化学反応は起きています。

ぜひソフトバンクでも、世の中にない面白い企画をどんどん打っていって学生に
活躍の場を見せていっていただきたいです。結果としてそれが採用にも繋がっていくと思います。

福田さん、ありがとうございました。

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日本全国80以上の大学に支部を持ち、
これまでに【10万人以上の学生】の就職活動を支援してきたキャリア教育支援NPO。
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エンカレッジを活用する学生は20卒約3万人、21卒約5万人と、会員数を次第に伸ばし、22卒会員数は8万人見込みとなっております。
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